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クロエ(Chloe) 新作
つい先日終了したフランス・パリ市内での10年春夏コレクションにおいて、10月6日に「クロエ(Chloe)」が新作を発表しました。
新作が出る度にファッション誌やファッションブログ等を賑わす、バッグや財布の代名詞的な有名ブランドの一つであるクロエブランドですが、その歴史は意外と古く、オートクチュール(オーダーメイド)の高級感とレディ・トゥ・ウエア(既製服)のカジュアルさを統合する事を目指して1952年にギャビー・アギヨンが発表したコレクションです。
その後、買収によってシュモン・グループ傘下になったり、カール・ラガーフェルド、マルティーヌ・シットボンと、クリエイティブ・ディレクターを変えたりしながらファッション界を生き抜き、やがて世界的なブランドとしてクロエは注目されるようになります。
そのきっかけは1998年にステラ・マッカートニーがクリエイティブ・ディレクターに就任したことです。
彼女の就任によって、これまでのクロエブランドにキュートな雰囲気が加わった事で一気に人気は急上昇したのです。
そして、2002年から就任したフィービー・フィロの手によって、あの有名なパディントンを始めとした大ヒットシリーズが新作として登場することになります。
日本でも芸能人を中心に人気が出たことで、今では新作のバッグ類などは、発表されると同時に注目されるほどの人気となったクロエですが、大人気ゆえに出回る「コピー品」、これがクロエのみならず有名ブランドにとって頭の痛い問題となっているようです。
当然、新作の模造品が流通することはクロエブランドにとって問題であるため、クロエの公式サイトでは対策として公認オンライン小売業者のリストを公開しています。
現在、インターネットですぐに新作のコピー品が買える様になっており、クロエブランドもその例外ではありません。
ネットの発達は、どこの誰でも商品の売買が出来るようになった上、販売者を特定する事自体が難しくなっています。
新作が出る度にコピー品が出回る現状に頭を痛めるのは、クロエに限らず有名ブランドにとって時代の流れなのかも知れません。
とはいえ、模造品対策も含め、本物であるクロエブランドが偽物より劣ることなどは有り得ませんし、「本物の新作なら言い値で払う」と考えるセレブが世界中に居るのも事実です。
公認オンライン小売業者のリストを公開もそういった購入者が偽者を掴まされないようにするもので、偽者の製造自体を止める事ではないようです。
偽者の販売を撲滅する事は難しい以上、模造品の被害は有名税程度ぐらいに考えなければいけないのかも知れません。
そんな有名であるが故の問題を思いつつ、クロエブランドの新作発表を眺めながら「私も一つ欲しいなぁ」と、思わず呟いてしまった今日この頃でした。